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夫婦で台所を使っていると、まな板の黒ずみやふきんのにおいが気になったとき、どちらが、どのくらいの量で漂白するのか、あいまいになりがちです。キッチンハイターは薄め方が用途ごとに違うので、二人の間で量がずれやすい製品でもあります。
この記事では、花王公式通販 My Kao Mall の「キッチンハイター」の商品ページ(使用方法と使用上の注意)と、花王の「薄めた液で拭いてウイルスを除去する方法」のページをもとに、薄め方と時間、注意点をまとめました。後半の夫婦での分担の考え方は、この記事の提案です。
※製品の表示や使い方は変わることがあります。使う前に、容器の表示と花王のページで確かめてください。
キッチンハイターはどんな製品?
台所用の塩素系漂白剤
商品ページでは、品名は「台所用漂白剤」で、成分は次亜塩素酸ナトリウム(塩素系)、界面活性剤(アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)、アルカリ剤とされています。液性はアルカリ性で、水酸化ナトリウムが配合されている、と書かれています。
花王のページでは、キッチンハイターは家庭用の塩素系漂白剤で、非常にアルカリ性の高い製品なので、薄めた液でも材質によっては変色や腐食を起こす場合がある、とされています。
サイズとキャップの量
商品ページで紹介されているサイズは、小600ml、大1500ml、特大2500mlの3種類です。使用量の目安は「キャップ何杯」で書かれていて、キャップ1杯は約25mlとされています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 品名 | 台所用漂白剤(塩素系) |
| 液性 | アルカリ性 |
| サイズ | 小600ml、大1500ml、特大2500ml |
| キャップ1杯 | 約25ml |
用途ごとの薄め方と時間
商品ページには、用途ごとの使用量の目安とつけおき時間が書かれています。ここでは3つの用途に分けて見ていきます。
1. まな板や食器など
まな板、食器、きゅうす、タンブラー、マグカップ、ほ乳びん、お弁当箱などは、5Lの水にキャップ約2杯が目安です。除菌・消臭は約2分つけおきした後に水ですすぎ、木製のまな板は5分以上つけおきする、とされています。ウイルス除去は、食器用洗剤で一度洗ってから約30秒つけおきし、水ですすぎます。漂白は約30分(汚れがひどいときは少し長めに)つけおきした後、水ですすぎます。
2. ふきんや台ふきん
ふきん、台ふきん、おしぼりは、5Lの水にキャップ約1.2杯が目安です。除菌・消臭は約2分、漂白は約30分(汚れがひどいときは少し長めに)つけおきした後、水ですすぐ、とされています。
3. ドアノブや冷蔵庫の中など
ドアノブ、取っ手、冷蔵庫の中などは、1Lの水にキャップ約0.4杯が目安です。薄めた液を布などに染み込ませて拭いた後、十分に水拭きする、とされています。花王のページでも、水1Lにキッチンハイター10ml(キャップ約0.4杯分)とされ、購入後3か月以内の製品の希釈の目安だと書かれています。
| 用途 | 使用量の目安 | 時間 |
|---|---|---|
| まな板・食器など | 水5Lにキャップ約2杯 | 除菌・消臭約2分、漂白約30分 |
| ふきん・台ふきん | 水5Lにキャップ約1.2杯 | 除菌・消臭約2分、漂白約30分 |
| ドアノブ・冷蔵庫の中など | 水1Lにキャップ約0.4杯 | 拭いた後に十分に水拭き |
mlに直して比べる
キャップ1杯は約25mlなので、mlに直して比べてみます。まな板や食器は5Lに約50mlで、1Lあたり約10mlです。ふきんは5Lに約30mlで、1Lあたり約6mlです。ドアノブなどは1Lに約10mlです。ふきんだけが少し薄めになっていることが分かります。
| 用途 | 5Lあたり | 1Lあたり |
|---|---|---|
| まな板・食器など | 約50ml | 約10ml |
| ふきん・台ふきん | 約30ml | 約6ml |
| ドアノブ・冷蔵庫の中など | 約50ml | 約10ml |
使えるものと使えないもの
使えるもの
商品ページでは、白無地のふきん・おしぼり、プラスチック製品(メラミンを除く)、ステンレス製品、シリコン製品、ナイロン製品、人工大理石、陶器、ガラス器、木・竹製品が挙げられています。ただし、材質が分からないものや木製品は変色することがあるので、目立たない場所で確かめてから使う、とされています。
使えないもの
色物・柄物の繊維製品、金属製の容器・用具(ステンレスを除く)、メラミン食器、漆器、天然石の調理器具・設備、獣毛のハケ、水洗いできない製品や場所、食品などは使えない、とされています。キッチンシンクでのつけおきはしない、とも書かれています。
布製品で試す方法
商品ページでは、布製品に使えるか試す方法として、原液を水で10倍に薄めた液を目立たない部分につけ、5分ほどで変色するものには使わない、とされています。新しいふきんを使う前に、二人で一度試しておくと安心です。
取れない汚れもある
樹脂や繊維の中まで入ったシミや黒ずみは取れない場合があり、繊維や材質そのものが黄色く変わったものは、漂白剤でも元に戻らない、とされています。
使う前に知っておきたい注意
混ぜると危険
商品ページでは、酸性タイプの製品と一緒に使う(混ぜる)と有害な塩素ガスが出て危険、とされています。塩素系の排水口ヌメリ取り剤、生ごみ、食酢、アルコールと混ざらないようにする、とも書かれています。また、酸素系漂白剤と併用すると効果が落ちる、とされています。
原液や熱湯で使わない
原液で使わない、熱湯で使わない、用途外に使わない、とされています。使うときは炊事用手袋を使い、換気をよくして使用する、と書かれています。容器を強く持ってキャップを開けると原液が飛び出すおそれがある、という注意もあります。
置き場所と詰め替え
直射日光を避け、高温の所に置かないこと、水や他のものを入れたり、他の容器に詰め替えたりしないこと(破裂することがある)が挙げられています。キッチン泡ハイターのスプレー容器に詰め替えないように、とも書かれています。誤飲を防ぐため、本品や漂白中の食器の置き場所と扱いに注意する、子どもの手に触れないようにする、とされています。
目に入ったとき
商品ページの応急処置では、目に入ったときは失明のおそれがあるので、こすらずにすぐに流水で15分以上洗い流し、痛みや異常がなくても眼科医を受診する、とされています。受診するときは商品を持参する、と書かれています。
飲み込んだときや皮膚についたとき
飲み込んだときは、吐かずにすぐ口をすすぎ、コップ1〜2杯の牛乳か水を飲むなどの処置をして医師に相談する、とされています。皮膚についたときは、すぐに水で十分に洗い流し、異常が残る場合は皮膚科医に相談する、と書かれています。使用中に目にしみたり、せき込んだり、気分が悪くなったりしたときは、使用をやめてその場から離れ、洗眼やうがいなどをする、とされています。
薄める目安は購入後3か月以内
商品ページと花王のページでは、ウイルス除去のための希釈の目安は、購入後3か月以内の製品を想定している、とされています。時間がたった製品の希釈濃度については、花王のQ&Aが案内されています。
| 注意 | 内容 |
|---|---|
| 混ぜない | 酸性タイプの製品、食酢、アルコールなど |
| 使い方 | 原液・熱湯で使わない、手袋と換気 |
| 保管 | 直射日光・高温を避ける、詰め替えない |
| 目に入ったら | こすらず流水で15分以上洗い、眼科医へ |
夫婦で使うときの決めごと
ここからは、商品ページの内容をふまえた、この記事の提案です。
用途ごとの量を書いて貼る
二人で使うと、キャップ何杯にするかが人によってずれがちです。商品ページの目安を、用途ごとにメモにして、ハイターを置いている棚の内側などに貼っておくと、どちらが使っても同じ量で薄められます。
水の量を測れる道具をそろえる
5Lや1Lという水の量は、目分量だとずれやすいところです。容量の目盛りがある桶や計量カップを用意しておくと、毎回同じ濃さで作りやすくなります。どの桶の、どの目盛りまで水を入れるかを二人で決めておきましょう。キャップの量も「約2杯」「約1.2杯」と細かいので、漂白剤専用と決めた小さな計量カップなどで量ると、二人の間の差が小さくなります。
つけおき中は声をかける
つけおきしている間に、もう一人が知らずに桶に手を入れたり、別の洗剤を入れたりすると危ないことがあります。漂白中は「今つけおき中」と声をかける、タイマーを見える場所に置く、といった決めごとがあると安心です。
混ぜてはいけないものの置き場所を分ける
酸性タイプの製品や食酢、アルコールなどと混ざらないように、とされているので、置き場所を分けておくのも一つの方法です。たとえば、塩素系の製品は一つの棚にまとめ、ほかの洗剤とは別にしておくと、うっかり手に取る心配が減ります。
ふきんは白無地でそろえる
キッチンハイターが使えるのは白無地のふきん・おしぼりとされているので、漂白するふきんは白無地でそろえておくと迷いません。色柄のふきんと混ざらないように、しまう場所を分けておくのもいいでしょう。
漂白のあとのすすぎも分担に入れる
商品ページでは、どの用途でも、つけおきした後は水ですすぐ、とされています。ドアノブなどを拭いた後も、十分に水拭きするように書かれています。漂白は「つけて終わり」ではなく、すすぎや水拭きまでが一つの作業です。担当を決めるときは、すすぎまで含めて一人が受け持つようにすると、途中で作業が止まったままになるのを防げます。
詰め替えずに元の容器で使う
商品ページでは、他の容器に詰め替えないように、とされています。使いやすくしようと別のボトルに移したくなっても、元の容器のまま使うことを二人の決まりにしておきましょう。
担当を曜日で決める
まな板やふきんの漂白は、週に何曜日、と曜日で担当を決めておくと、どちらかに偏りにくくなります。終わったら、すすぎまで済ませたかを一言伝えておくと、次に使う人も安心です。
キッチンハイターのよくある質問
キャップ1杯は何ml?
商品ページでは、キャップ1杯は約25mlとされています。
木のまな板は何分つける?
除菌・消臭の場合、木製のまな板は5分以上つけおきする、とされています。
色柄のふきんに使える?
色物・柄物の繊維製品は使えないもの、とされています。使えるのは白無地のふきん・おしぼりです。
酢と一緒に使ってもいい?
食酢やアルコール、酸性タイプの製品とは混ざらないようにする、とされています。
夫婦でキッチンハイターの使い方をそろえよう
キッチンハイターは、まな板や食器は水5Lにキャップ約2杯、ふきんは約1.2杯、ドアノブなどは水1Lに約0.4杯と、用途ごとに薄め方が違います。原液や熱湯で使わない、酸性タイプの製品と混ぜないといった注意も含めて、夫婦で同じやり方をそろえておきましょう。